オフロード法2014年基準(少数特例)に適合するモータグレーダを新発売
2016年7月01日
日本キャタピラーは、鉱山や砕石の現場等で高い能力を発揮し、
オフロード法2014 年基準(少数特例)に適合する環境性能を備えたCat 16M3 モータグレーダを7 月1 日より
取扱発売します。

今回発売するCat 16M3 モータグレーダは、革新的な操作性を提供するジョイスティックコントロールや、 Cat プロダクトリンク、Cat グレードコントロールなどのあらたな技術を搭載し、先進の排出ガスクリーン化技術 により、オフロード法2014 年基準(少数特例)に適合する環境性能を備えています。 高い生産性とオペレーティングコストの低減、安全性やオペレータ環境の向上など、あらゆる面でお客様 の成功を支援する卓越した製品品質を誇っています。
Cat 16M3 の主な特長は次のとおりです。
1.先進の技術による優れた操作性と作業効率
- 従来機16M から採用した革新的なジョイスティックレバーを引き続き搭載しました。旋回(ステアリング)、 前後進切替え、作業機操作などを2本のジョイスティックレバーに機能を集約し、オペレータの作業効率 を向上させます。
- 現場で最適の機械バランスと性能を発揮する設計になっています。けん引力の向上や高負荷時での走 行性能を向上させるとともに、旋回性能も向上しています。
- 情報化施工にも対応しています。情報化施工に必要な配線やセンサなどを工場出荷時にあらかじめ装 着し、情報化施工を導入する際に簡単に後付け可能となっています。
2.オフロード法2014 年基準(少数特例)に適合する環境性能
- 窒素酸化物(NOx)を低減するシステムとして「NOx リダクションシステム」および尿素SCR システムを採 用。NOx リダクションシステムは、排出ガスの一部を、冷却して吸気側に循環することで、燃焼温度を低 下させ、NOx の排出を低減します。また、尿素水の化学反応を利用した尿素SCR システムにより、NOx 排出量のさらなる低減を実現します。
- ディーゼル酸化触媒(DOC)およびディーゼルパーティキュレートフィルタ(DPF)からなる「Cat クリーン エミッションモジュール」が一酸化炭素、炭化水素、粒子状物質(PM)を低減・除去します。さらに、PM 除去過程でDPF に堆積するすすを取り除くために、DPF 再生システムを有しています。
- 上述の排出ガスクリーン化技術により、最新の排出ガス規制であるオフロード法2014 年基準(少数特 例)に適合する環境性能を備えています。 *オフロード法2014年(少数特例)に適合する車両とは・・・・米国EPA Tier4Final、EU StageⅣをクリアするとともに、日本 国内の特定特殊自動車少数特例2014年基準に適合している車両のこと。
3.安全性/サービス性
- シートに着座センサを装備しているので、オペレータが着席していない場合は、前後進やステアリング 機能を無効化し、誤動作を防止します。
- リアビューカメラは標準装備化し、後方の状況を容易に確認できます。
- 作業機の油圧をロックするスイッチをキャブ内に装備し、回送時など、誤ってブレードなどの作業機が動 くのを防ぐことができます。
- Catプロダクトリンクを標準装備。警告情報や部品交換時期の確認ができるため、車両の管理や燃料消 費量などが把握できます。ダウンタイムを削減することができます。
4.Cat 16M3 の主な仕様

5.標準販売価格(港裸渡し、税別)
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Cat 16M3 モータグレーダ 97,089,000 円
6.カタログ
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16M3:
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