新型油圧ショベル Cat320 お客様向け特別内覧会レポート
2017年10月03日
いま、あなたの手で 現場に革命を
Catブランドの建設機械・ディーゼルエンジン等の販売・サービスを手掛ける日本キャタピラー合同会社
(本社:東京都中野区、代表職務執行者 社長・CEO:矢口教)は2017年9月28日(木)、29日(金)の2日間で、
『新型油圧ショベル Cat320 特別内覧会』をお客様向けに開催しました。
Cat320は、9月27日(水)に明石事業所において発表を行った新型油圧ショベルで、10月1日より販売を開始しました。
ICT施工の準備仕様「2Dマシンコントロール」を標準装備し、テクノロジー、燃費、メンテナンスコスト、安全など、
従来モデルを超越した、次世代型の油圧ショベルです。
日本キャタピラーでは、新型油圧ショベルCat 320のキャッチコピーを、「いま、あなたの手で 現場に革命を」とし、
販売店としてお客様とともにICTレベルを向上するための一つとして、Cat 320をお客様向けにお披露目する特別内覧会を開催。
本内覧会では、Cat 320の実機見学のほか、次世代型油圧ショベルの開発コンセプトや日本キャタピラーのICTソリューションのご紹介、
i-Constructionに積極的に取り組まれているお客様事例として、大正建設株式会社様(宮城県石巻市、代表取締役:大槻 正治 様)
よりICT活用事例のご紹介などを行いました。2日間で約260名が参加した内覧会の模様をレポートします。
日本キャタピラー 矢口社長は、冒頭の挨拶で、「販売店として、他社との差別化をはかり、 お客様によりよいサービスを提供するために最も必要なものは"人材"であると考えている。 一方で製品においては近年、差別化をはかることが困難になってきているが、各メーカーが良い製品を出していくことで、 お客様の生産性が向上していくことにつながる。そう遠くない将来に標準になっていくであろう デジタル・テクノロジーを標準装備したCat 320は、この先を見据えた商品であり、 我々販売店によるお客様の現場サポートは、必ず作業効率向上に繋がると信じている。」と、を語りました。
プレゼンテーション
テーマ:新型油圧ショベル320 開発コンセプト
(キャタピラー 油圧ショベル開発本部 豊浦副本部長)
「ここ数年の開発では、排ガス規制への対応を目的としたモデルチェンジが中心であったが、25年ぶりに完全改良したCat 320は、
お客様の『利益最大化』をコンセプトの軸として設計された車両となっている」と説明しました
テーマ:テクノロジーによる現場革命~次世代建設業への提案
(広域営業事業部 本郷執行役員)
日本キャタピラーが持つテクノロジーソリューションで、現場の効率化・生産性の向上に寄与することを説明し、
「次世代の建設業が目指す"新3K " (給料・休暇・希望)の実現にも、デジタルテクノロジーの活用が欠かせない」と語りました。
お客様事例
テクノロジーを活用したICT施工~次世代建設業の経営改善(大正建設株式会社 専務取締役 大槻 昌克様)
ICT施工に積極的に取り組まれている大正建設株式会社の大槻様より、ICT導入のきっかけや、経営への影響、
ICT施工の課題、今後の目指すべき姿などを講演いただきました。
大槻様は、ICT施工に取り組まれたきっかけを、「 i-Construction対応と思われがちであるが、少子高齢化対策や、
東日本大震災による担い手不足への解決、生産性・収益性の確保、建設現場での事故防止などが目的だった。」と語り、
「テクノロジーを標準化することで生産性を向上させ、働き方の改革につなげたい。」と将来の展望をお話しされました。
実機見学
東京プリンスホテルの駐車場に、新型油圧ショベルCat 320を展示し、機械の特徴や標準装備となったテクノロジーを中心に 説明を行いました。Cat 320の前モデルであるCat 320Eの比較展示、11月に発売予定のCat 314Fも同時に展示しました。
セミナー概要
日 程:2017年9月28日(木)、29日(金)会 場:東京プリンスホテル(東京都港区)
式次第 :
開会挨拶
日本キャタピラー 社長・CEO 矢口 教
キャタピラー 油圧ショベル事業部 副社長 ザック・カーク
プレゼンテーション
『新型油圧ショベル Cat 320 開発コンセプト』
キャタピラー 油圧ショベル事業部 油圧ショベル開発本部 副本部長 豊浦 信海
『テクノロジーによる現場革命~次世代建設業への提案』
日本キャタピラー 建機販売事業本部 広域営業事業部 執行役員 本郷 毅
『テクノロジーを活用したICT施工~次世代建設業の経営改善』
大正建設株式会社 専務取締役 大槻 昌克 様
実機見学ツアー
展示機種:油圧ショベル Cat 320、Cat 320E、Cat 314F
(説明:キャタピラージャパン 商品サポート部 白澤 博志)
閉会挨拶
日本キャタピラー プロダクトサポート事業本部 常務執行役員 家田 康嗣
内覧会では、新型油圧ショベル320のお披露目のほか、情報化施工に関するお客様へのサポートをさらに強化するため、 車両・現場のクラウド管理システム「MY.CAT.COM」および「VisionLink Unified Suite」の提供開始、 ICTマザーセンター「D-Tech Center」の開所を、同時にリリース・ご説明しました。
日本キャタピラーでは、お客様の現場を効率化し、快適な現場づくりのサポートに今後も積極的に取り組んでいきます。