315
より効率的に、省燃費でも力強く
新しく画期的な仕組みやテクノロジーを採用し、最高クラスの「効率性」「省燃費」「生産性」を同時達成
315の製品特長
-
活躍の場を広げる旋回性能と作業範囲
標準タイプの機械よりも小さな後端旋回半径とフロント最小旋回半径で、クローラからのはみ出し量も小さいので、よりコンパクトに旋回することができます。都市部や限られたスペースでの旋回作業も難なく行えます。また、旋回トルクも10%向上しており、下り勾配での旋回持ち上げ時でなどで、よりスムーズに作業が行える優れた旋回性能を有しています。さらに最大掘削高さも標準タイプの機械よりも高いので、解体作業などで非常に有利な性能となっています。
-
「燃費性能」と「生産性」を同時に最大化
(1)Cat C3.6ディーゼルエンジンを採用し、エンジン出力が向上。クーリングファンはビスカスクラッチ式可変速ファンを搭載しており、ベルト直動式に比べて大幅に燃費を低減しています。
(2)新設のエンジン制御モード「スマートモのエンジンード」は、作業負荷に応じて自動的にエンジン出力を制御し、軽負荷の作業が継続した場合にエンジン出力を低減することで大幅な省燃費を達成します。
(3)EH(電気油圧式)コントロールを採用し、きめ細かい制御により大幅な省燃費を実現。さらに、パイロットポンプを廃止したため、エンジン馬力への負担が軽減されました。 -
メンテナンスコスト大幅に低減
EH(電気油圧式)コントロールシステムの採用でパイロットポンプが削除されたことで、
(1)パイロットオイルフィルタやケースドレンフィルタ削除
(2)パイロットホースなど関連部品も大幅に削減
(3)作動油量も大幅低減
し、メンテナンスコストが大幅に低減しています。
また、プレクリーナ一体型のエアクリーナは耐久性が向上し、エレメントの交換時間が延長されています。
さらに、作動油リターンフィルタや尿素水フィルタの交換時間も延長されました。 -
最新テクノロジー標準装備で作業効率最大45%向上
2Dマシンガイダンス、2Dマシンコントロール(※)、リアルタイムで重量を計測できる「ペイロード」をICT機能を標準装備。ペイロードは正確に計測できるので積載効率が向上し、過積載も防止することができます。また、モニタ上で指で設計し、マシンコントロールで設計施工面どおりに施工できるの「2Dアドバンス」を搭載した2Dアドバンス仕様や、3D施工に必要な装備品を工場出荷時点で装着している「グレード3D仕様」を選択すれ、さらに飛躍的に作業効率、生産性を向上させることができます。
※マシンコントロール機能は後日追加で搭載予定
315のスペック
主要諸元
運転質量 | 標準仕様/ショベルクレーン仕様/2Dアドバンス仕様/グレード3D仕様 | 13,300 kg |
---|---|---|
ブレード仕様 | 14,100 kg | |
エンジン | 名称 | Cat C3.6 ディーゼルエンジン |
形式 | 4サイクル水冷直列直噴式 | |
総行程容積 | 3.6 L | |
定格出力(グロス) | 82.0 kW | |
定格出力(ネット) | 80.9 kW | |
定格回転数 | 2,400 min-1(rpm) | |
シリンダー数ー内径×行程 | 4 - 98mm×120mm | |
油圧装置 | 主油圧ポンプ形式 | 可変容量形ピストン式 |
最大流量 | 276 L/min | |
最大セット圧力(作業時・走行時) | 35,000 kPa | |
走行速度 | (高/低) | 5.6km/h / 3.5km/h |
登坂能力 | 35度 | |
旋回速度 | 12.0 rpm | |
最大旋回トルク | 35 kN・m | |
掘削力 | アーム | 66.5 kN |
バケット | 98.7 kN | |
接地圧 | 43.1 kPa | |
容量 | 燃料(軽油)タンク | 187 L |
尿素水タンク | 21 L | |
冷却水 | 15 L | |
エンジンオイル | 8 L | |
作動油 交換容量(タンク容量含む) | 138 L | |
作動油 タンク容量 | 72 L |
2.5mアーム | 3.0mアーム | ||
---|---|---|---|
全高 | 1 ブーム(輸送姿勢) | 2,890 mm | 3,180 mm |
1 キャブ上端 | 2,810 mm | ||
全長 | 2 輸送姿勢時 | 7,310 mm | 7,400 mm |
長さ | 3 タンブラ中心距離 | 2,780 mm | |
4 履帯全長 | 3,490 mm | ||
幅 | 6 トラック幅 (シュー幅500mm/600mm/700mm) |
2,490 mm / 2,590 mm / 2,690 mm | |
6 履帯中心間距離 | 1,990 mm | ||
7 上部旋回体フレーム | 2,480 mm | ||
高さ | 8 カウンタウエイト下端 | 880 mm | |
9 最低地上高 | 440 mm | ||
旋回 | 10 後端旋回半径 | 1,490 mm(2.53tカウンタウエイト)/ 1,570 mm(3.83tカウンタウエイト) |
|
11 フロント最小旋回半径 | 1,980 mm | 2,240 mm | |
12 最大掘削高さ | 9,330 mm | 9,690 mm | |
13 最大床面掘削半径 | 8,220 mm | 8,680 mm | |
14 最大ダンプ高さ | 6,860 mm | 7,230 mm | |
15 最小ダンプ高さ | 2,520 mm | 2,090 mm | |
16 最大垂直掘削深さ | 4,980 mm | 5,470 mm | |
17 最大掘削深さ (バケット底面が水平) | 5,270 mm | 5,800 mm | |
18 最大掘削深さ | 5,480 mm | 5,980 mm |
315の関連製品
315に関するサポートや
お問い合わせ