D9の製品特長
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さまざまな用途に対応する汎用性と作業性能の高さ
高位置スプロケットとサスペンション付き足回りは、オペレータへ快適な乗り心地を提供します。高い耐衝撃性を有し、コンポーネントの寿命を延ばすことができます。ディファレンシャルステアリングにより、ブレードの負荷が大きい場合でも、旋回中も高い走行速度を維持できます。また、旋回半径が短くなり、高い生産性を維持することができます。
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技術革新により、さらなる高みへ
より高みを目指すための技術革新は現在も続いています。多数の車載テクノロジを活用しており、将来のテクノロジ強化にも対応しています。D9 ドーザには、リモートコントロール、自動ブレードアシスト、AutoCarry、自動リッパコントロール、CAT Grade Control 3D といったオプションがシームレスに統合されています。
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安全・快適性重視でオペレータの生産性向上
ブルドーザを操作するオペレータが生産性を大きく左右します。オレペータが安心して作業ができるよう、運転席の視界確保、安全機能を装備しています。運転中に生じる騒音、振動、緊張や疲労を最低限に抑えるため、運転席内の各所に人間工学に基づいた改良を行いました。
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メンテナンスコスト・修理費用削減
燃料タンクを増量し、グラウンドレベルの点検・補充を可能とすることなど、整備やメンテナンスがかんたんになるような工夫により、休車時間を減らし、その分作業時間を増やすことができます。また、耐用性が向上した足回り部品により、部品寿命を長くし、過酷で高負荷な作業も最後までサポートします。
D9のスペック
主要諸元
運転質量 | 49,988kg | |||
走行速度 | 前進 | 1速 | 0~3.5km/h | |
2速 | 0~6.3km/h | |||
3速 | 0~11.0km/h | |||
後進 | 1速 | 0~4.4km/h | ||
2速 | 0~7.8km/h | |||
3速 | 0~13.6km/h | |||
ブルドーザ装置 | 形式 | セミユニバーサルブレード | ユニバーサルブレード | |
排土板(幅×高さ) | 4,376mm×1,934mm | 4,648mm×1,934mm | ||
最大掘削深さ | 606mm | 606mm | ||
完全に上げたときの最低地上高 | 1,422mm | 1,422mm | ||
最大チルト | 940mm | 1,014mm | ||
ブレード質量 | 4,802mm | 5,450mm | ||
トランスミッション | 形式 | プラネタリ式パワーシフト | ||
速度段数 | 前後進各3段 | |||
エンジン | 名称 | Cat C18ディーゼルエンジン | ||
形式 | 4 サイクル水冷直列EUI直噴式ターボチャージャ・アフタークーラ付 | |||
総行程容積 | 18.1L | |||
ネット定格出力 (SAE J1349/ISO9249 適合) |
337kW ※排出ガス 米国EPA Tier 2 またはTier 3 相当 |
328kW ※排出ガス 米国EPA Tier 4/EU Stage V 適合 |
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容量 | 燃料タンク (スプラッシュ充墳) |
963L | ||
<尿素水タンク (Tier4のみ) |
36L | |||
エンジンクランクケース | 36L | |||
冷却系統 | 81.3L |
寸法
全長 | SUブレード・SSリッパ付き | 8,219mm | |
トラクタ単体 | 4,910mm | ||
全幅 | トラクタ単体・標準シュー | 3,310mm(トラニオン含まず) | |
SUブレード装着時 | 4,376mm | ||
全高 | ROPS上端まで | 4,000mm(履帯突起高さ含む) | |
クローラ中心距離 | 2,250mm | ||
接地長 | 3,470mm | ||
最低地上高 | 459mm |
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