950の製品特長
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玉成されたパワートレイン
Cat®C7.1ディーゼルエンジンを搭載し、高度な電子制御や燃料噴射技術により無駄のない燃費効率を実現する一方で、作業に求められる馬力を十分に確保しているため、ハイパフォーマンスを発揮します。
ロックアップ機構付電子制御フルオートマチックトランスミッションは、フルオートマチックなのでオペレータはシフトチェンジに気を遣うことなく適切に運転することができます。
また、CatオリジナルのLock to Lock機能によりさらに優れた走行性能・燃費性能を発揮します。 -
生産性が最大10%向上
掘削作業を自動化する「オートディグ」を標準装備しています。
オートディグは、自動で掘削作業(リフトおよびバケットチルト)を行い、キックアウト設定位置までリフトすることができます。
掘削作業を自動化できるので、オペレータの技量に関わらず、作業を安定させることができます。
さらに、新しい機能である「オートセットタイヤ」も標準装備しています。
オートセットタイヤは、掘削時に自動でリフト上げ操作を行いバケットの荷入りを促進することで掘削作業が安定し、バケットに荷が入らないことに起因するタイヤスリップを回避し、タイヤの摩耗も低減します。 -
インテリジェンスマシン
ペイロードは、バケット積込量やトラック積載量をリアルタイムで運転席のモニタに表示します。
積込量を可視化することで、過積載を防止したり、過少積込を改善することができます。
また、新機能のアドバンスドペイロードにより、目標トラック積載量にピッタリと早く合わせられるチップオフアシストを使用できる等のメリットを享受することができます。
360度カメラにより、車両の周囲の安全をひと目で把握することが可能で、「リスクの可視化」を実現します。
新型キャブは安全性を第一としつつ、最新の高解像度タッチスクリーン式モニタやエアサスペンションシートを標準装備した快適空間を創造しています。 -
イージーメンテナンス
燃料フィルタ・エンジンオイル・エンジンオイルフィルタの交換間隔を1,000時間に延長し、作動油の交換間隔も6,000時間に延長するなど、メンテナンスコストを最大30%低減しています。
また、チルトアップ式エンジンフード、スイング式クーリングコアといったアクセス性に優れた構造を有し、燃料・尿素水補給もグラウンドレベルで行えます。
さらに、コアに付着したゴミ等を除去し清掃をするバリアブルピッチファン(オプション)など利便性の高い機能や、ディスコネクトスイッチ・非常停止スイッチなど万が一に備えた安全装備も有しています。
950のスペック
仕様値
950 | ||
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標準バケット容量 | 3.4 m³ | |
運転質量 | 18,152 kg | |
常用荷重 | 5,700 kg | |
タイヤサイズ | 23.5R25 L-3 ラジアル | |
エンジン | 名称 | Cat® C7.1ディーゼルエンジン |
形式 | 4サイクル水冷直列直噴式 ターボチャージャ付、アフタークーラ付 EGR付、尿素SCRシステム付 |
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総行程容積(排気量) | 7.01 L | |
定格出力(ネット)※ | 171/2,200 kW/min⁻¹ | |
トランスミッション | 形式 | 電子制御オートマチック |
速度段 | 前進5段/後進3段 | |
トルクコンバータ形式 | 3要素1段2相 | |
走行速度 | F1/ R1 | 6.9/6.9 km/h |
F2/ R2 | 12.0/12.0 km/h | |
F3/ R3 | 19.3/25.7 km/h | |
F4 | 25.7 km/h | |
F5 | 39.5 km/h | |
ステアリング | 形式 | フレーム屈折式パワーステアリング |
操向角度 | 左右40度 | |
ブレーキ装置 | サービスブレーキ形式 | 4輪制動全油圧式湿式 単板ディスク |
駐車ブレーキ形式 | 推進軸制動キャリパディスク式 | |
作業性能 | 最大堀起力 | 141kN |
バケット上昇時間 | 5.3秒 | |
バケット下降時間 | 3.0秒 | |
バケットダンプ時間 | 1.5秒 | |
油圧装置 | ポンプ形式 | 可変容量ピストン形 |
ポンプ吐出量 | 322 L/min | |
最大セット圧 | 27.9 Mpa | |
容量 | 燃料タンク(軽油) | 259.5L |
尿素水タンク | 15L | |
エンジンオイルパン | 21L | |
作動油タンク | 97L |
標準リフト | ハイリフト | |
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1 デパーチャアングル | 26度 | 26度 |
2 排気管までの高さ | 3,408mm | 3,408mm |
3 全高(キャブ上端までの高さ) | 3,456mm | 3,456mm |
4 最低地上高 | 354mm | 354mm |
5 リアオーバーハング | 1,942mm | 2,106mm |
6 ホイールベース | 3,350mm | 3,350mm |
7 全長(バケット地上時) | 8,323mm | 8,835mm |
8 作業時最大高さ | 5,517mm | 6,012mm |
9バケットヒンジピン高さ | 3,981mm | 4,476mm |
10 ダンピングクリアランス(45度ダンプ時) | 2,779mm | 3,274mm |
11 ダンピングリーチ(45度ダンプ時) | 1,377mm | 1,445mm |
12 ダンプ角度(最大リフト時) | 53度 | 53度 |
13 チルトバック角度(最大リフト時) | 60度 | 60度 |
14 チルトバック角度(キャリーポジション時) | 49度 | 49度 |
15 チルトバック角度(バケット地上時) | 41度 | 41度 |
16 掘削深さ | 101mm | 123mm |
17 最小旋回半径(バケット外側、キャリーポジション時) | 6,702mm | 6,897mm |
18 最小旋回半径(最外輪外) | 6,014mm | 6,014mm |
19 最小旋回半径(内輪内側) | 3,190mm | 3,190mm |
20 全幅(車体) | 2,800mm | 2,800mm |
20 全幅(バケット[BOCE装着時]) | 2,927mm | 2,927mm |
21 トレッド(前輪、後輪ともに同じ) | 2,140mm | 2,140mm |
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